ヨガを深めて行くと、このヨガの魅力を不特定多数に広めたいって思う人がでてきます。
んで、ヨガのインストラクターになりたいとか考えるわけですが、ヨガのインストラクターとか先生とかの国家資格があるわけではありません。
つまり、「私はヨガのインストラクターです」って言えば、そのときからあなたはヨガのインストラクターになれるんです。
でも、ポっと出てきた新人のヨガのインストラクターは、誰にも信用されません。
世界のヨガ界で一番有名。全米ヨガアライアンス認定資格
やっぱり、どこかの団体とか組織のお墨付きがないと誰も信用してくれないわけですね。
そんな信用付けが必要なときに、我が国で使われているのが「全米ヨガアライアンス」が定めた資格です。
全米ヨガアライアンスの英語名は”Yoga Alliance”ですが、日本では「全米ヨガアライアンス」のほかにも、「全米ヨガアライアンス協会」とか「全米ヨガ協会」とか、いくつかの表記があります。
ヨガはもともとインド発祥なのに、なんで全米? って話もあるんですが、現在の我が国のヨガ業界のインストラクターのお墨付きとして安定して使われているのが「全米ヨガアライアンス」の資格なんですね。
この「全米ヨガアライアンス」資格は、日本だけでなく世界70か国以上で認定されている国際資格になっているので、日本以外の国でも通用するものです。
RYT200とかRYT500とは
全米ヨガアライアンス資格は、よく、RYT200とかRYT500と表記されます。
これが何かとゆーと、
RYTは”Registered Yoga Teachers”の略です。
んで、その次に続く200とか500は、トレーニングを受けた時間の数字です。
RYT200
全米ヨガアライアンスが規定する200時間のヨガインストラクター養成トレーニングを終了したことを示す資格です。
200時間っていったら、1日8時間受けたとしたら、25日間ってことになります。
あんた成績がいいから、200時間のところ120時間でいいよとかはありません。
各スクールで定められたカリキュラムをきっちり200時間受ける必要があります。
RYT500
RYT200を完了したあと、さらに300時間の勉強をすることで、ヨガインストラクターとしての専門性をさらに高めます。
ヨガのテクニックや実践、指導方法だけでなく、解剖学や生理学、ヨガ哲学、ヨガ的ライフスタイルやなど精神面での講義もマスターします。
300時間っていったら、1日8時間受けたとしたら、37.5日間ってことになります。
つまり、トータル500時間だと、1日8時間学ぶとして、62.5日間ヨガについて学ぶくらいのボリュームになります。
RYT200とかRYT500はどこで手に入る?
「全米ヨガアライアンス」の資格であるRYT200とかRYT500は、定められたカリキュラムをRYSと表記される「ヨガアライアンス認定校(Registered Yoga School)」で、受講することで得ることができます。
日本においても、大きいトコロから小さいトコロまで100以上の認定されたヨガスクールがあります。
これらは、全米ヨガアライアンスのHPで確認できます。
ちなみに、2019年8月現在、RYT200を受講できるヨガスクールとして登録されているのは、169校ありました。
1年前は147校でしたから、ここ1年間で20校以上増えている感じです。
▲2018年8月は147校
▲2019年8月は169校
RYT200を取得する方法
ヨガインストラクターの入門資格であるRYT200を取得するには、前述のとおり、RYT200を受講できるヨガスクールとして登録されているヨガスクールのカリキュラムを受講する必要があります。
RYT200は世界レベルで通用するヨガのインストラクター資格なので、世界のいろんなところで取得することが可能です。
その受講の仕方もさまざま。
ハワイやバリ島に行って、集中して講義を受けて短期間に取得する方法もありますし、逆に週に1回通って何ヶ月もかけて取得するやり方もあります。
RYT200を日本国内で取得するにはいくらかかる?
ここでは、日本国内でRYT200を取得することを考えてみます。
まとまった時間が取れるなら、泊まり込みで講義を受けて取得もできるようになりました。
それが(アミーダヨガアカデミー)です。
アミーダヨガアカデミーは、日本で初めて宿泊施設が完備されたヨガ資格取得スクールです。
1ヶ月の短期集中でRYT200の資格が取得できます。宿泊施設は全室個室。
その費用は498.000円。このなかに宿泊料も含まれます。
▼アミーダヨガアカデミーの詳細はこちら(↓)
連続した時間が確保できないってゆー方はちら。
⇒ヨガ資格取得ならアンダーザライト ヨガスクール(週末コース申込受付中)
たとえば、RYT200(200時間を週イチで学ぶプランの費用は499,999円(内税)です。
そしてこちらも有名どころのヨガワークス。
こちらの費用は総額で 497,000円(税込)です。
▼ヨガワークスの詳細はこちら(↓)
以上、日本でのRYT20の取得は、有名どころのスクールですと、ざっくり50万円とゆーのが相場です。
今の日本では、昨今のヨガブームで多くのヨガインストラクターが求められています。
その中では、この全米ヨガアライアンスを持ってる人が採用の大前提って感じになっていることは確かです。
採用する側にすれば、マイナーな団体が発行しているヨガの資格よりも、やっぱり全米ヨガアライアンスのほうが安心感があるって時代になっちゃいました。
んで、最低限のRYT200の取得コストが約50万円。高いか安いかはあなたが判断してください。
ちなみに、同じ認定校といってもすべての学校が同じテキストを使って同じ内容を教えているわけではありません。
大きな枠組みは全米ヨガアライアンスによって決められていますが、細部は各スクールに委ねられています。
だから、どこへ行っても一緒ではありません。自分との相性なんかもありますから、各スクールが行っている説明会にまずは参加してみてください。