シルシアーサナ。呼び方はいろいろあって、シルシャーサナとか、頭立ちのポーズとか、ヘッドスタンドとか。
紛らわしいんですけれども三点倒立って呼ぶ人もいらっしゃいますが、三点倒立とシルシーアーサナは別物です。
んで、オレが1年かかってようやくできたシルシアーサナ。
これですね(ビミョーに傾いてますけれども)。
50代になって、やっぱりヨガをやってるならシルシアーサナくらいできなきゃ、ダメじゃね? と考えた。
よし、50代でもアタマで立ってみせるぜって、がんばっていたら、別件で首をネジってしまい、整形外科へ行ってレントゲンを撮ったら、あんたはストレートネックだね。あんまり首に負担がかかるようなことしないほうがいいよと言われてしまったんである。
オレのクビの骨は普通よりカーブが足りないんだそうだ。
それ以来、頭立ちのポーズを避けていたオレだったが、アシュタンガヨガのクラスでは、フィニッシングシークエンスで必ずこのシルシアーサナをやる約束になっている。
そんなときは、他の修行者を観察したり、ドルフィンプランクをしたりしてお茶を濁していたんだが、肩周りの柔軟性がだんだん付いて来た。
んで、たまにシルシアーサナもどきを試してみると、膝を曲げた状態で20秒くらいキープすることはできるようになった。
でも首が痛い。しかも、脚を上げてまっすぐになろうとすると、背中側にバタンと倒れるとゆーのを何回も繰り返した。
こんな状態がほぼ1年近く続いた。
シルシアーサナではなくて、三点倒立ならできるかなと思って、三点倒立もやってみた。
三点倒立ってこれね。
そしたら、脚をあげて直立して30秒くらいキープできたが、その直後に首に違和感が生じ、その違和感が痛みに変わり、しかも背中側まで強烈に痛み、一晩眠ることも出来ず、翌日、整体の先生に助けてもらったこともあった。
このときはホントに痛かった。
サラリーマン生命が絶たれたかもしれないと思ったほどだ。
ま、三点倒立は、どうやったって、頭(首)に荷重がかかるもんね。
オレには大学に通う息子がいるので、まだまだちゃんと働かないとダメなんです。
やっぱり、まずはシルシアーサナのマスターが先だと思い直したオレだった。
そんなこんなな毎日だったんだが、ヨガの本も読んで情報を集めてみた。
すると、シルシアーサナにもいろいろやり方があって、頭に荷重をかけずに、肘と手首で作る三角形を土台として身体を支える方法が初心者には安全とゆー記述を見つけたオレだった。
50代なかばにして、シルシアーサナをマスターすべく、練習を開始した。
一人で練習するときは、自分の身体がまっすぐなのかどうかいまいちわからない。
んで、カメラの三脚は家にあったので、スマホを三脚のネジにセットできるアダプターを買った。
こんなやつ。
Zacro スマートフォンホルダー 三脚スタンド用アタッチメントホルダー 三脚・一脚用アダプター
スマホをこれに挟んで、三脚にセットし、おもむろにビデオモードで自撮りする。
1日1回、練習する。
壁から20cmほど離れたところに手を置いてトライする。
●脚が壁に触れたら失敗
●脚が壁に触れず、足先まで延ばした状態で静止し、その状態を20秒キープできたら成功
とする。
まだ、多少首に荷重がかかり過ぎていると自分でも思うが、成功の日がここ4日ほど連続している。
脚をのばして静止するとこまではマスターできたものと思っている。
あとは、ビミョーな微調整に励む。
頭にまったく重さがかからないバランスのスウィートスポットを見つけるのじゃ。
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