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片岡鶴太郎著『心の中に「静」をもつ』を読んでみた

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心の中に「静」をもつ

昨年あたりから、芸能人ヨギとして話題になっている片岡鶴太郎氏がヨガや人生について書いた本を出版されたので、さっそく入手して読んでみました。

版元は、かのサンマーク出版です。

心の中に「静」をもつ

さて。片岡鶴太郎さんです。

その昔は、小森のオバチャマの物まねなんかをする人気もののぽっちゃり体形のお笑い芸人だったわけですが、突如、プロボクサーライセンスを取得。そのいっぽうで俳優としても活躍。その傍らで絵も描くし、書道でも賞を取るなど、多彩にご活躍中です。

そんな片岡鶴太郎さんの驚異のヨガ生活がテレビでも紹介され、大きな話題になったのは、昨年(2017)年のことでした(ちなみに、鶴太郎氏はヨガをヨーガと表記する派です)。

参考→正しいヨーガの専門用語の表記方法

実際にナウリを行うところが放映されたりしましたね。

ああ、ナウリって、こんな感じの行法です。

そんな片岡鶴太郎さんは、57歳だった2011年にヨガに出会ったそうです。

飽くなき探求心でいろんなことに全力を注いできた鶴太郎さんは、「終着駅シリーズ」でいっしょだった秋野太作さんの紹介でヴェーダプラカーシャ・トウドウ師に出会い、ヨガの世界にのめりこみます。

秋野太作
日本のメンズヨガ--瞑想者の系譜。秋野太作氏と片岡鶴太郎氏。そのむこうにビートルズ。

瞑想者、秋野太作 昭和のころ、『俺たちの朝』とゆーテレビドラマがあったのです。 1976年10月17日から1977年11月13日まで日曜の夜に放送された番組で、主演は『太陽にほえろ!』のテキサス刑事役 ...

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んで、今では、出かける7時間前に起床し、毎日4時間のヨーガと食事に2時間を費やしています。

スケジュール的にあわないときは、寝ないでもヨガのルーティンを欠かさないとゆーからすごいです。

だもんですから、夜の食事や飲みにも行かない。

最初のうちは出発の3時間前に起きて1時間ヨーガをやっていたんですけれども、数か月たった後の瞑想の最中にドーパミンが溢れ出るような幸福感を味わい、その感覚を再現したくて、探求の結果、どんどんヨーガの時間がのびていったとのことです。

心の中に「静」をもつ

この本では、本格的なヨガのアサナは紹介されていませんが、準備体操にあたる「背伸び」運動やスークシマ・ヴャヤーマ(一般的にはスークシュマ・ヴィヤヤーマとも表記される。ヨガの準備体操のようなもの)が写真入りで紹介されています。

また、ヨガ生活の食事についても書かれています。

食生活は1日1食。こんな本も紹介されていました。

この本の著者は、ルネサンス時代のイタリアの貴族で小食の重要性を説きました。

また、片岡鶴太郎さんはヨガ的な思考のなかで、宇宙の法則にもつながり、こんな本も紹介されています。

新版の翻訳は山川紘矢さんです。

物事の結果にはすべて原因があり、その原因のほとんどは自分の思いとつながっているって、例のあの話です。

実はこの本、オッサンも持ってます。

 

そんなこんなで、この『心の中に「静」をもつ』は、40代後半以降の世代を対象に書かれた本で、死が近付き始めた世代に勇気と希望を与える構成になっています。

此の身は借物なり いつか神に返す身なり

鶴太郎さんは125歳まで生きるそうですよ。

心の中に「静」をもつ

200ページ足らずの本なので、ヨガで鍛えてあれば、立ち読みも可能と思いますが、せっかくですので、購入してみました。

次回は、ヨガ修行のもっと具体的なところを教えてくれる本を期待します。

MANDUKA

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