このロゴマークかっちょいいよね、と密かに思っているオレ。浜崎あゆみ?
さて。
社名の由来にはいろいろありまして。
たとえば、化粧品メーカーのDHC。最近は日本酒も作ってますが、このDHCの社名の由来、知ってました?
DHCは、大学・翻訳・センターの略なんです。シュールですよね。
ヨガ業界でも、マンドゥカはカエルだし、スーリヤは太陽。
ではルルレモンは?
そもそもルルレモン(Lululemon)とは
現代のヨガ業界ではその名も轟くルルレモン。"L"の発音が3回必要です。
舌を上の前歯の根もと(歯茎)あたりに押し付けてね。
ルルレモン・アスレティカ(lululemon athletica)社は、1998年に設立され、2000年に1店舗めをカナダのバンクーバーでオープンさせたあとは怒涛の勢いで世界ブランドになりました。
そのルルレモンの創業者は 1956年3月3日生まれのチップ・ウィルソン(Chip Wilson)。
今では純資産40億ドルとも言われている大金持ちです。
こんな本も出しています。
▲Little Black Stretchy Pants (English Edition)
表紙のパンツがタイトルそのまんまなのが受けますね。
現在、慈善家としても活躍しているチップ・ウィルソンは、個人の公式サイトももってます。
ここです。⇒http://chipwilson.com/
ルルレモン(Lululemon)というブランド名の語源
ルルレモンってゆー変わった社名の由来をネット上で検索すると、そこに日本語が関わっているとの情報が見つかります。
If this video (Why lulu?) released by former CEO Chip Wilson is to be believed, it's because he once sold another clothing brand, "Homeless", to the Japanese, and hypothesized that the brand was valuable in Japan because the "L" sound doesn't exist in Japanese. So he decided his next company name would have have 3 L's in it.
▲https://www.quora.com/What-is-the-origin-of-the-name-lululemon
ここで紹介されている (Why lulu?)という動画のリンクは切れていますが、そこでチップ・ウィルソンが語ったところでは、彼がかつて別の衣料品ブランド「ホームレス」を日本人に売ったときに、日本人が「L」の音が発音できないのを面白がって、新しい社名に3つのLを含めることにしたと言われています。
こんな記述もありました。
2. Wilson said he chose to call his company Lululemon because he thought it was funny that Japanese people couldn't pronounce the letter "L."
He told Canada's National Post Business Magazine, " It's funny to watch them try and say it," when asked about his views on the Japanese pronunciation of the company's name.
▲出典:https://www.businessinsider.com/outrageous-remarks-by-lululemon-founder-chip-wilson-2013-12
直訳してみましょう。
ウィルソンは、日本人が "L "の文字を発音できないのはおかしいと思い、自分の会社を「ルルレモン」と呼ぶことにしたと言います。
ウィルソンは、カナダのビジネス誌「National Post」に、社名の日本語発音についての見解を求められ、「彼らがそれを言おうとするのを見るのは面白い」と答えています。
イッツ・ファニーだそうですよ。
カタカナで書けばLもRもラ行に聞こえてしまうしかないんだから民族的にしょうがないじゃんねえ。
ただ、どっちかってゆーと日本人的にはLの発音よりもRの発音ほうが難しいような。
なんで昔の人が、ローマ字のラ行にRを当てはめたのか謎は深まる。
興味深い記事を見つけました。
それはさておき、そんな日本人なあなたに、サマー先生がやさしく教えてくれる動画はこちらです(↓)
いっぽう、facebookのnoteにはこんな記述がありました。
lululemonさんの投稿 2008年11月9日日曜日
▲https://www.facebook.com/notes/lululemon/how-the-name-lululemon-athletica-was-created/33584364353/
これによると、本質的には「lululemon」という名前には語源があるわけではなく、Lは日本語に存在しないから、Lを社名に入れることで、日本の消費者は本物の北米ブランドだと思うだろうってことで、3つの「L」を社名に入れた。これ以上でもそれ以下でもないってことですかね?
チップ・ウィルソンがイッツ・ファニーと思ったとゆー前述の下りはここには書かれていません。
いずれにしても、アタマにLが付く単語ならレモンじゃなくてもよかったってことですかね。
たとえば、
lululaboratory
ルルラボラトリー。LだけじゃなくRも入るので更に難しい。
lululamb
ルルラム。ウマイかも。
lululanguage
ルルランゲージ。どんな言葉だ?
lululine
ルルライン。これなんかはいいかもね。
lululiver
ルルレバー。ルル肝臓。日本人にはriverとliverの区別が付きにくい。
ま、そんなこんなな状況でもルルレモンは日本でもヨガブランドとして確固たる地位を築いています。
おしゃれなヨガスクールに行けば行くほど、ルルレモン・グッズ(服とかマットとか)の割合が高くなると世間では言われております。
Chip Wilson、自らの失言を詫びる
そんなルルレモンですが、過去には大ピンチに陥ったこともありました。
神妙に詫びるチップ・ウィルソンさんです。
これは2013年にアップロードされた動画です(2021年現在、再生できなくなちゃった)。
自社のヨガパンツが透けるという苦情について、創業者のChip Wilsonが、ヨガパンツのせいではなく、太った女性が履いたからだ的なことを言ってしまって、大炎上した結果のお詫びの動画です。結局、当該製品はリコールになってしまいました。
しかし、このあとチップ・ウィルソンは2014年6月時点で約36ドルだった株価を2015年2月までに見事に2倍近く上昇させたあと取締役を退任しました。
めでたしめでたし。やっぱり、すごい人物だと思います。素直に尊敬します。
それにしても、ルルレモンの製品てば、高いよね。
けれども、高くても売れてるところがブランドのブランドたる所以。スゴイです。
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ヨガの世界とゆーのは、もともとはそーゆー物質的なトコロとは間逆な価値観でやってきたような気もするんですが、21世紀の昨今では、ヨガの世界もブランドで語れるようになってしまいました。
昭和生まれのオレでも、「ヨガマットでゆーなら、オレ的にはマンドゥカ」とか、云うようになってしまったもんな。
ニンゲン、わからないもんです。昔は畳の上でやってたのにな。
あなかしこ。
カエル印は間違いない。
⇒プロ仕様のヨガグッズが揃う!【MANDUKA】
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マンドゥカのヨガマットPROをオヤジのオレが買ったのでレビューしてみる。重いよ
最初にヨガ教室へ行ったのは昭和の頃だったので、あれから30年以上経った。 昭和の当時はヨガマットなんてのは見たことがなかったが、令和の現代ではヨガはマットの上でやるものと全世界的な認識になっている。 ...